入社の決め手はいくつかあるのですが、一番は何かと聞かれると、やはり社長の人柄です!会社説明や面接、工場案内も社長が自ら参加してくれ、それだけでも普通では考えられないのですが、その時に強く感じたのは誠実さとモノづくりに対する情熱。この人のもとでなら頑張れる、成長できると確信しました。「仕事はやらされるものではなく、自分が好きでやるもの。できるかできないかという発想ではなく、やりたいかやりたくないかが根幹。自分のやりたいことなら、どんな大変な事や苦しい事も乗り越えられる。その先には何倍ものやりがいや喜びが待っている。好きなことが仕事になれば最高」というのが社長の考え方で、とても自由な社風があります。世界初の製品を次々に開発できるのも、自由な雰囲気で柔軟な発想をしたり、伸び伸び仕事に打ち込めるからではないかと感じています。組織の歯車ではなく、一人一人が主役として個性を思う存分発揮できる会社ですから、若い力で会社を盛り上げ、採用してもらった期待に応えることが私の目標です。
私は入社してから1年間製造現場でモノづくりのイロハを学びました線材加工という分野は決まった方法や答えがなく、お客様が求める要望やイメージをカタチにすることが私の役割です。当社は中小企業ながらも業界トップクラスの機械設備を保有していますが、その機械設備に材料を入れプログラムを入力すれば出来上がる…そんな簡単なモノではありませんでした。様々な特徴を持った機械がありますので色んな機械の組み合わせを考えたり、機械に改良を加えて新しい製造方法を模索するなど、発想や創意工夫で色んな形が出来上がります。そんなモノづくりの奥深さを感じた1年間でした。
その後、品質管理に異動しました。品質管理とは、製品の品質が適性なものであるかをチェックし、品質を保証する仕事です。どれだけ優れた技術力があっても現場で量産できる体制を作り、その場で不良品が出ない仕組みを整えていかなくては会社として安定しません。製造職、営業職など各部門がそれぞれの目的やこだわりを持ってものづくりに取り組んでいる中、私はお客様に最も近い視点で製品を考え、多様な使われ方を想定して検査をしています。佐々木ブランドの品質を守り、向上させていくことが私の使命だと考えています。